2-3 **番から**番のジョブを停止する


 この章で書くことは、qsubやqdelを使ってジョブの投入や管理をやっている人たち限定のお話です。qsubって何?っていう人は飛ばしていただいて結構です。qsub等で複数ジョブを流した後にプログラムの間違いに気づき、「 **番から**番のジョブを停止したい」ということは多々あります。そんなときはFor文を使ってqdelコマンドをループで多重呼び出しすると便利です。例えば31番から53番までのジョブを止めたいときには以下のようなシェルを用意します。

#!/bin/sh
ini=31
fin=53
for((i = ini; $i < $fin +1; i ++))
do
qdel $i
done
初めの2行でfor文での初期値と最終値を定義します。その後forのところでfor文の回し方を指定します。だいたいcやfortran等でfor文を使うときとやりかたは同じです。ただところどころ$マークを使ったり使わなかったりすることに注意してください。
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