Unix上での数値計算のためのシェルスクリプト




 Unix上で数値計算を行う場合、C言語、C++、fortran等により数値計算を行います。それらの数値計算でデータを求めた後にデータ処理を加えたり、また少しずつパラメータを変えながら数値計算のジョブをたくさん実行するときに、シェルスクリプトは非常に便利です。以下に具体的にどのようなことができるか書いてあります。かなりいろいろできることが見て取れると思います。おそらく中級編までのシェルスクリプトを作ることができるようになると、数値計算後のデータ処理がかなり楽になると思います。

 ここでは、Linux上で数値計算をやる人にとって役に立つシェルスクリプトの書き方やコマンドの使い方をまとめたいと思います。できる限り具体例に沿って説明していきたいと思いますが、途中で挙げる具体例は数値計算目的に特化したものになっています。またシェルとしては一番標準的なshシェルを使います。

 下記の項目でリンクが存在しないものは、申し訳ないですがまだ未完成です。これから時間を見つけつつ少しずつ更新していきます。もし間違っている点やコメント等がありましたら教えて下さると助かります。

                   
1. 入門
1-1. シェルとシェルスクリプトとは?
1-2 一番簡単なシェルスクリプト。
1-3 シェルが便利な時、便利じゃない時
1. 初級編
2-1. 似た名前のディレクトリやファイルをいっぱいつくる
2-2 データをソートする(並べ替える)
2-3 **番から**番のジョブを停止する。
2-4 複数のデータファイルを合わせる
2-5 データの~行目から~行目までを切り出す。
2-6 ファイルの中の一部を書き換える(置換する)
2-7 プログラムのパラメタを少しずつ変え、それぞれに対応するフォルダを生成
2-8 データファイルの2行目のデータだけ取り出したい!
2-9 データファイルの2行目のデータだけ絶対値を取りたい!
2-10 シェルスクリプトで四則演算
2-11 データファイルの2行目と3行目の和(四則演算)を出力。
2-12 新ファイル生成。ただし同じ名前のファイルが存在したらバックアップをとる
2-13 ファイルからデータを取り込む。
2-14 ファイルにシェルの可動領域の情報(変数)を書き、シェルスクリプトの動作を制御
3. 中級編
3-1. プログラムのコンパイルと実行
3-2. プログラムの計算時間の出力
3-3. パラメータを少しずつ変たい時の数値計算
3-4 Mathematicaを呼び出す
3-5 gnuplotを呼び出す
3-6 データファイルを取りこみ、それを入力としてMathematicaに計算させる。
3-7 データファイルを取りこみ、それをgnuplotでフィッティングさせた結果を出力する
4. 上級編
4-1. プログラムのコンパイルと実行⇒終了後、数値計算が終了したことをメールで通知。
4-2. プログラムのコンパイルと実行⇒終了後、結果をプロットをしてepsファイルをメールで送る。
4-3. 新しく買ったマシンのセットアップを自動でするシェルスクリプト

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